会長ご挨拶

同窓会会長 竹内 幸枝 日本赤十字社の看護婦養成は1890(明治23)年に開始され、2020(令和2)年には130周年を迎えました。

 日本赤十字看護大学同窓会の起源は、1918(大正7)年にさかのぼります。日本赤十字看護大学の前身である「日本赤十字社救護看護婦養成部」を卒業し、日本赤十字社病院、現在の日本赤十字社医療センターに勤務した「看護婦有志」が、「日本赤十字社看護婦同志会」を設立したことに始まります。同志会はのちに全国組織として発展し、現在、一般財団法人日本赤十字社看護師同方会として活動しています。

 同志会は全国組織とは別に、本学の卒業生の同窓会としても継続、発展してまいりました。1954(昭和29)年に同窓会規則を制定し、2009(平成21)年からは日本赤十字武蔵野短期大学の同窓会と統合して、今日まで新たな歴史を重ねつつあります。

 会員相互の親睦と福祉を図り、母校の発展を助成することを目的に、年1回の定例総会、同窓会役員及びクラス連絡員との合同会議を開催しているほか、事業として、同窓会誌の発行、奨学金の貸与、大学への支援として、データベース契約料の助成、学生一人ひとりにカードホルダー&ストラップの寄贈などを行っています。

 「志の原点」である母校のますますの発展と、前途有望な多くの後輩の成長を願い、同窓会としてその一端を担って行きたいと思います。会員のみなさまから多くのご意見、ご提案をいただけますようご協力をお願い申し上げます。

 また、ホームページが会員相互の情報発信、情報共有に気軽に活用されることを願っております。